蒸留装置

弊社が開発した蒸留釜は炭焼窯と同様、二重構造になっています。内釜のなかに竹酢液や木酢液を入れ、外釜から加熱する方式です。

この加熱方法により、内窯の中に入れた炭化物が100パーセント採取可能です。

加熱された液体が沸騰し、蒸気となって2メートル位上がります。そこから一挙に45度傾斜した熱交換器により冷却され、液体となって出てきます。

蒸気が出る箇所に小さなタンクがあり、その中に細かく砕いた竹炭(5ミリ程度)を入れてあります。これによりタールを除去(濾過)できます。

釜本体は全てステンレス鋼(SUS304)を使用しておりますので、耐久性は抜群です。

通常、採れた液体は3ヶ月~1年程度静置した方が良いとされておりますが、弊社の窯で出来た液体は3日~4日位で蒸留可能です。

蒸留装置